エコ ドライブ

『藍色の風』第9号でエコドライブについて書きました。その後、お二人の方からエコドライブに関するパンフレットを戴きました。そこに、私が気づいていないことが記載されていましたのでお知らせします。

「用意周到」という私の性癖は、心臓の手術に従事するようになってから備わったもののように思います。子供の頃はすることが雑だとよく母親にしかられました。
ガソリンの給油に際しても、急な遠出があったときに燃料不足では話しにならないと考え、燃料メーターが半分くらいになると満タンにしてきました。しかし、エコドライブの観点からはその方法が望ましくないと書かれています。

現在私が乗っている車を満タンにするには、65リットルのガソリンが必要です。大人一人の体重に相当します。いつも満タンに近い恰好で走っていると、自分一人で車に乗っていると思っていても、大人一人を一緒にのせて走っていることと同じになります。不要な荷物を降ろして走るというのがエコドライブの要点の一つですが、思わぬところに落とし穴がありました。

このことを知ってから、遠出するとき以外は燃料メーターがゼロに近づいてから、メーターの半分近くまでいれる方針に変えました。夜遅くまで店を開けているガソリンスタンドもあり、急に遠出の必要が生じたらそのとき入れたらよいのでしょう。このような方針に変えてから車の燃費を計算してみると、リッターあたり0.1〜0.2Kmくらい、走行距離が伸びていることがわかりました。  

【坂東】