vol.7
ミュージカル公演「生命(いのち)の贈り物」に挨拶文を寄稿しました。

2005年8月28日 徳島県郷土文化会館で徳島ミュージカル劇団「ぴいたあぱん」&「てぃんかあべる」、千葉ミュージカル劇団「りとるねばあらんど」によりミュージカル公演『生命(いのち)の贈り物』が開催されました。びいたあぱん代表の梶ヶ谷さんとは長年の友人であり、公演に際してパンフレットに挨拶文を寄稿しました。

(コメント)
「臓器移植」
漢字で表現するとたった四文字の言葉ですが、その背後にはとても難しい問題が潜んでいます。
臓器移植で命が助かることはすばらしいことです。しかしドナーの数は限られています。かかる費用も莫大で、どの人にも平等に臓器移植をという訳にはいきません。しかし臓器移植でなければ命を長らえることができない人がいることも事実であり、不運にして亡くなられた方の臓器を引き継ぎ、命をリレーしていくことのすばらしさは語り尽くせません。

こういった臓器移植を医療関係者だけでなく、一般の人々の間で考えていくことは非常に大切だと思います。臓器移植の日なたの部分、また日陰の部分を見つめ、臓器移植をどのようにとらえていくか、私達で考えましょう。

ミュージカルの中での主人公「こころ」のせりふは、皆さんにどのように響くでしょうか?

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